Sasagu & Junkoのズッコケ体験記④

赦しの力

 

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前にも紹介しましたが、Sasaguはハリネズミタイプです。


怒ると"近づかないでオーラ"を放ち、自分の殻に閉じこもるタイプ。

何せ男の二人兄弟で、幼い頃から大人になるまで周りは男ばかりだったので、自分の気持ちを表現する練習などしたことがありませんでした。

 

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え!そんなこと、簡単でしょ!って


とんでもありません!




 

たとえば・・・


想像してみてください。


一緒にヤンキー座りをして、タバコを吸っている中学生A君とBくん。
A君が、隣にいるB君に、
”昨日、お前に字が下手くそと言われて、すごく落ち込んだよ”
と伝え、
それを聞いたB君は、
”いやぁ、悪かったよ、ごめんよ”

なんて言って仲直り・・・・。



そんな展開はほぼないですよね(笑)

 

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すぐに・・・


大体、こんなシンプルなこと言えずにイライラが積み重なって、どつき合いの喧嘩に発展しているような・・・

 

 

実は、結婚したばかりのSasaguにとっては、「自分の気持ちを表現すること」が大きな壁となっていてJunkoとのケンカの原因になっていました。
 

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今ではわらい話ですが、あまりにも事の原因がシンプルしすぎて、初めの頃は、なぜケンカになるのか、その理由が分からないことが度々ありました。



シンプルな自分の気持ちさえも口に出せなくて、それが積もり積もって爆発する。それを見かねて、Junkoから助け船が出され、大きなチャレンジではあるものの、Sasaguも少しずつではあったのですが、自分の気持ちを表現すること、が出来るようになってきました。

 

 

しかし、まぁ、昔から

「武士は、腹が減ってもツマヨウジをさして歩く」

と言う言葉があるように、もしかすると、日本人の男性は、それぞれコミュニケーションの違いはあれども、自分が感じている正直な気持ちを言葉にするのは、苦手なのかもしれないですね。


でも、お腹が減っていてそれを我慢するだけなら分かるのですが、まるでご飯を食べてきたかのように振る舞うのは、確かに「男気」とかいう視点で見るならかっこいいのかもしれませんが・・・。

結婚して一つの家族になって行くプロセスでは、それが大きな障害になるこのパラドックスが面白いです。

 

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・・・・・

 

夫婦のためのワークショップでは、「赦しの力」というテーマがあるのですが、人はゆるされて初めて、人をゆるせるようになります。


「ゆるす」とは、加害者と被害者がいて、上から目線で被害者が加害者を許すというものではありません。自分も加害者であることを認め、自分も許される体験をするから、過去を手放すことができるようになります。

 

赦されること

実はこれはどんなに大金を積んでも、もらうことはできない世界に1つしかない宝物です。でも手をのばせば、すぐそこにあるんですよ。

 

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Sasagu & Junkoのズッコケ体験記、まだまだ続きます!


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