夫婦間でのNGワード(2)
もう一つ、これも定番ですが、「家族に対する」ことば。
相手のお父さん、お母さん、兄弟(姉妹)に対するちょっとした文句や評価。
「オレの母親、片付けができないんだよな」
って自分が言うのはいいのですが、
奥さんに「そうだよね〜いつも片付いていないよね」と言われたら、何かカチンとくる。ムッとして黙るか、無意識のうちにお母さんの肩を持ってケンカに突入しているはずです。
「私のお父さん、口が悪くてね・・・」
って自分で言っていたとしても、ご主人に「俺もそう思ってたんだよ、本当、お義父さん、口悪いよな」って言われると何か納得がいかない。
「あなただって口悪いでしょ!!」
「お父さんは本当は優しいんだから、知らないくせに言わないで!」
と気がつくとさっきまで文句を言っていたお父さんを一生懸命守ろうとしている。
たとえ、「そうだよね・・」と笑って同意していたとしても、心のそこには何かしっくりこないものが残るのを感じたことがあると思います。
そしてこれはしばらく時間が経った後、で変なタイミングで出てくる。
まるで火山の噴火のように、見かけは静かでも、地下には熱いドロドロのマグマがしっかり流れてるんです。
実は、家族のことを言われると、まるで”自分にいちゃもんつけられた”、と感じてしまうからなんですよね。
夫/妻が、もし、自分の家族をけなしていたとしても、気を許して、同調して文句を言わないように、ぐっとこらえた方が・・・。
でも、反対に、表も裏も見ているからこそ気がつく相手の家族の「いいところ」を見つけてみるのはどうでしょう?
「あなたのお母さん、いつもこういうの気にかけてくれてるよね。」
「お父さん、こっそり◯◯の子供の時の写真見てるの知ってる?口には出さないけど、愛されているね。」
「自分の家族がほめられた」=「自分がほめられた」となるのが人間の不思議な心理。
近いからこそ気がつかなかったことを褒めてもらったり、教えてもらったりすると、あなたの株が上がりますよ♪
次回は、もう一つの とっておき、夫婦間での「NGワード」。
つい言っちゃう、「あのことば」です。
夫婦のためのワークショップ、次の開催は12月16日。現在、予約受付中です〜。
夫婦がもっと楽しくなるように!!