Sasagu & Junkoのズッコケ体験記②
夫婦って似てくるの?
Sasaguが育った家庭では、食事の時間は静かに礼儀正しく食事をする時間でした。
でもJunkoの家庭は、ワイワイ楽しく。それぞれが好きなトピックを好きなように話し、その会話がどんどん膨らんでいって、話しが盛り上がってご飯が終わっても話し続けているような時間。
Sasaguは、ご飯を食べる時、お味噌汁が入ったお茶碗は、必ず右側に、ご飯はその左側に。ご飯茶碗を持つ左の中指と薬指は、丁度、お茶碗がテーブルに載る脚の凹んだ部分に入るように・・・・なんてことを教わりながら食べていました。
だからSasaguにとって食事は、考えることが多すぎて一杯一杯の時間でした。
それだけでなく、Sasaguの家庭は、それぞれの料理が小皿で出てくるような環境。Junkoの場合は、大皿料理に手を伸ばして自分のお箸で好きなだけおかずを取れるという環境。キレイには食べますが、細かいことはあまり気にしない様子。
そんな二人が結婚した頃のことを想像してみてください!
Junkoにとっては、食事は家族のだんらんの時間。そのために、Junkoは、楽しい献立を考え、デザートまで作ってSasaguの帰りを待っています。
でも、食事の時間が来て、Sasaguが席につくと、「いただきます」と言ったと同時に、無言で、Junkoが時間をかけて作った料理を1~2分で食べ尽くし、「ご馳走さま」と言って席を立とうとします。
それを見る度にJunkoが何度、「もっと楽しくおしゃべりしながら食べよう」と言って来たかわかりません・・・・。
その意味をSasaguが理解するまで1年はかかったと思います。意味が分かっただけですよ(笑)
食卓にあるおかずのお皿には、必ず大きなスプーンか、おかずを取る専用のお箸が置いてあるSasagu家。
自分の使っているお箸でおかずに触れると、おかずが腐るのが早くなる、と教えられて来たSasaguにとって、自分の目の前で大切なおかずたちがJunkoに侵略されているのを見ることほどキツイ事はありませんでした。その都度、死ぬような思いで見ていたのを思い出します(笑)
また”何か喋って”と言われると、逆に頭が真っ白になっていたSasagu・・・・だから白髪が多いのか(笑)
そんな二人が、食事をしながら会話が弾むようになり、あれほど嫌がっていたSasaguも、自分のお箸でおかずを取るようになりました。これは妥協や我慢ではないのです。
よく「恋から愛に変わるまで」というフレーズを聞きますが、恋愛をしている時は、中心にいるのが自分です。
あの人に会いたい自分、あの人が好きな自分、あの人がいれば他には何もいらない自分。
恋が愛に変わる、つまり男女が結婚すると、自分のことよりも相手が何を必要としているかを学ぶようになって行きますよね。
そして不思議な事に、相手のことを学んでいる中で、相手の癖や特徴が、自分の癖や特徴に変わって行きます。
昔からよく言う夫婦は似てくるとはそう言う意味なのだと思います。
あれ!ズッコケ体験を語るはずが、なんだがカッコイイ終わり方になってしまいました。
ま、こんな日もイイでしょう!
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