夫婦のための大切なことば (2)
夫婦の間で、思いを伝えること、口からのことばもとっっっても大切なのですが、
大切なことば=コミュニケーションで、夫婦間でこそ大切、と実感しているのは・・・
「ふれる」こと。
スキンシップ。
結婚する前・・・、恋をしている時は、ドキドキがいっぱいでしたよね。
一緒に歩くときに手をつないだり、腕を組んだり。
ドキドキしながらしていたちょっとした愛情表現が、結婚するといつの間にか「生活」が舞台になってしまい、出番がなくなっちゃう。
子供が生まれてそれどころじゃないし、家でメークもしてないから、これ以上近づいて見ないで〜!みたいなこともあったり。
子供もいるのに、もう若くないのに、恥ずかしくってそんなことできない、ってよく分からないへんなテレが邪魔したり・・・。
子育ての知識として、発達途中の子供にとって、親と触れ合うことは、心や脳、知性の発達にとても必要なこと、というのが最近脳科学の分野でも証明されてきていて、いっぱい抱っこしてあげなさい、いっぱいハグしてあげなさい、といわれます。
生まれたばかりの赤ちゃんは誰かに抱っこされていることで精神が落ち着き、安心を基礎として心が成長していきます。
でも、大人はどうでしょう?
思春期を通り、成長していくにつれてなんか恥ずかしくなってしまい、「ふれない、ふれられない」毎日を過ごしていくようになります。
とっても「日本的な家庭」で育った私もそうでした。
高校生の時に、初めて行ったアメリカでのホームステイで、ホストファミリーがハグしてくれたのにどう反応していいのかわからず固まっていました。
でもだんだん数をこなしていくうちに・・・ホームステイの最後なんか自分からハグして大泣きしてましたね。
あるアメリカの心理学の研究によると、成人が「精神的に安定する」ためには、1日7回の愛情のこもったタッチ(ふれること)が必要、と結果が出されているいわれています。
1日7回!!!
これは、子供とのふれあいや、友人や職場の仲間にポン、と背中を押してもらうこと・・・でもいいそうなのですが、夫婦の間でそれがなされることで、ストレス軽減につながると科学的にも証明されているそうです。
女性だったら、ご主人に対して・・・
ちょっと手をつないでみる。
思い切ってハグしてみる。
それが恥ずかしかったら、肩を揉んであげる(本格的なマッサージ・・・ではないですよ。コミュニケーション♪)
隣に座った時にちょっと寄りかかってみる・・・だけでもOK。
子供にキスしてあげてるなら、その勢い(?)で、ご主人にもほっぺにチュってしてあげてください。
男性は奥様に・・・
壁ドン、とか、ハグとか恥ずかしくてできなくても・・・
ぜひ、頭ぽんぽん、ってしてあげてください♪
世の中の女性が、ドラマにはまり、アイススケートの王子様に熱狂する理由が見えると思いますよ。(笑)
家事が終わって、ホッとしてテレビを見ている奥様の足をちょっとフットマッサージ。私だったら、これで全ての怒りがふっとびます♪
たくさんの良い言葉があって、それが飛び交う夫婦間って素敵だなと思います。でも、相手にふれること、どんなに必要か!!
ちょっと触れた刺激が、肌の神経を通して脳に一瞬で上がっていって、一瞬で重くなってる心が「ドキドキ、うきうき♪」に変わる必殺技です。
しかも、これはふれた方、ふれられた方、双方への効果ありなんです!!
ぜひ・お試しあれ♪